【今更聞けない】給与明細の見方

 こんにちは、てつろーです。
 今回は多くのサラリーマンがもらっている「給与明細」について記事にしていきます。

 恥ずかしい話ですが、てつろーは新卒で入社した会社で働いている頃(新卒1~2年)には給与明細はしっかりと見たことがなく、給与明細に記載されている内容を理解したのは税理士事務所に転職した後のことでした。

 社会に出て働く多くの諸先輩方にとっては、「そんなの当たり前のことじゃん。」と言われて終わるような内容かもしれませんが、これから社会に出ていく学生さんや、すでに社会に出て給料をもらってるけど、どんなものが足し引きされているのかよく知らないや、というような方々に向けて簡単な解説をしていきたいと思います。

給与明細の構成

 まずは給与明細の見本を見てみましょう。

 給与明細は総支給額合計-控除合計=差引支給額(画像の右下部分の計算ですね。) という内容をそれぞれの項目の構成要素ごとに分けて記載しているものです。

 項目ごとに簡単に内容を紹介していきます。

総支給額合計

 総支給額合計とは、給料や通勤手当など会社から従業員に対して支払うこととなる内容・金額を指します。一般的に言われる「額面金額」「年収」の計算基礎となる金額がこちらの総支給額合計です。
 (さらに細かい話をすると、様々な書類に記載する際の年収に、通勤手当を含む場合と含まない場合とにわかれます。)

 総支給額合計を計算する際の構成要素は、給与明細の見本における1段目の要素です。下記が主な構成要素の簡単な説明です。

  • 基本給
    1ヶ月働いた場合に支給すると定めている給料のことです。「基本給÷1ヶ月の平均所定労働時間」が最低賃金を上回っている必要があります。
  • 役職手当:役職に応じて基本給に加算して支払われる手当です。
  • 住居手当:一人暮らしをしている場合等に加算して支払われる手当です。
  • 家族手当:扶養している家族がいる場合等に加算して支払われる手当です。
  • 残業手当:法定労働時間を超えて働いた場合に加算して支払われる手当です。
  • 通勤手当:自宅から会社まで通勤する際にかかる交通費分の手当です。

控除合計

 控除合計は、社会保険や所得税、住民税など、従業員本人が支払う(負担する)べきものだが、会社が代わりに支払っておくよ!ということで、給料から天引きされるものの合計です。

 控除合計を計算する際の構成要素は、給与明細の見本における2段目の要素です。下記が主な構成要素の簡単な説明です。

  • 健康保険
    国が運営する医療保険の一種です。
    これのおかげで、病院の診療などを3割のみの負担で受けることができます。
  • 介護保険
    介護をするときに支援してくれる保険です。40歳から支払が始まります。
  • 厚生年金:将来受け取ることができる年金の掛け金です。
  • 雇用保険
    週に20時間以上働く場合等に発生する保険です。
    この掛け金を財源として失業保険や各種助成金を受け取ることができます。
  • 所得税:従業員本人の所得に応じて発生する、国が徴収する税金です。
  • 住民税:従業員本人の所得に応じて発生する、都道府県や市区町村が徴収する税金です。

 新入社員あるあるとして、1年目は住民税の天引きがなく、2年目から天引きが発生するため、2年目の手取り額が少なくなることが多いですね。

差引支給額

 差引支給額は上述の「総支給額合計」から「控除合計」を差し引いて計算した金額です。こちらが一般的に言われる「手取り額」を指します。

さいごに

 上の給与明細の見本は、てつろーが作成した給与明細の見本です。
 会社によっては手当の内容や控除項目などが違うと思いますので、それぞれご自身の給与明細と見比べてみてください。
 また、どのように給与・手当が計算されるかについては、就業規則や給与計算規定などが会社に整備されているかと思いますので、そちらを確認してみてください。
 意外と資格申請するだけで給与の額がUPすることがあるかもしれませんよ!

 税金の計算過程についてはこちらの記事をご確認ください。
 ➡【今更聞けない】所得税の申告・計算方法を知りたい

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